完覇!超記録!!

ヤフブロからやって来ました自転車バカです! カンパニョーロのみならず、古いパーツやロードレーサーについてのネタを綴っています!!

今月に入ってからと言うもの、東京出張、大会等イベントの準備、それらに係る事務処理に追われる日々が続き・・・締め切り迫る大会のエントリーや選手選考を完了!ようやく一息つけました!!

「自転車(競技)に関わっているのに~自分が乗る時間が無い!俺も乗りたいんや~」


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てなわけで、久々の投稿になります~先月末から止まったままだったお話をお届けします!!

ヤフブロの最後に紹介しました~メルクスアルミロード!


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記事にありますとおり、カンパケンタウルのフラットバー仕様に組み替えました~


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そして、元付いていたシマノの普及グレード、ティアグラコンポの方は、パナソニックのために74STIを取り外した、COLNAGOマスター・オリンピックに乗せ換えちゃっていました!!

ややこしい話ですみません~パッと見!組み替えたなんて気が付かないと思います・・・


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古いとは言え80年代後期のフラッグシップモデルに普及グレードメカは少々失礼かも知れませんが、どうしてもティアグラと言うコンポーネント試したいと考えたからなんです!

シマノの現行オンロードコンポーネント(一般販売向け)は、上位からデュラエース、アルテグラ、105までが11速、次のティアグラが10速、ソラは9速、最下位のクラリスが8速となっています。
4700系の現行ティアグラはブラック(濃いグレー!?)フィニッシュのみで、4アームチェーンホイールにシャドー化される前の9000系デュラに似たRメカ、Fメカも同様、上位に似た意匠のシフターワイヤーが外に出ないSTIレバーになっており、先日ジュニア教室の生徒のレーサーに付いてるのを見ましたが、一見だけだと1世代前の105より上質と思えるぐらい質感は向上していました!!


今回組んだのは4500系ですから現行から数えて2世代前のモデルで9速仕様になります・・・

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私、個人的にはまだ伝統的な意匠が残されている点とシルバー基調なので好感を持てます!スチールフレームに組み込むとそんなに違和感はないように見えますネ!!


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組むのはいたって簡単~難しいところは無く、実はPanasonic レ・マイヨPが届くまでの間に乗せ換えを完了させていました!!(ホイールは元々付いていたのをそのまま流用)

でもでも~超多忙でしたので殆ど乗る機会を作れず、組んですぐ家の周りを試乗したのみ・・・

パッと乗って感じた事ですが「意外に良い!」と言う印象を受けました~♪


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特に予想外だったのはシフトの感覚!普及グレードは無駄に大きいラチェット感、特にシフトアップ時に「お下品」な感触は否めないと言う先入観に対し、ホント!予想以上にスムーズで上品な感触!!
90年代に覚えた先入観に対して、21世紀のシフターが廉価版と言えども凄く進化している事を思い知りました(汗)

ブレーキ性能についても、廉価版は(私の周りでは)ガッツンブレーキと呼ばれ、高校の先生方は不慣れな新入生に急制動によるスリップ事故が多いと恐れていました・・・


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今回のチャンスではその辺りを見極めるべく、敢えて純正シューをそのまま使用しましたので、最初の当たりは柔らかく頼りない感触があり・・・より強くレバーを握ると急に聞いて来る感じがしました!
やはり純正のままだとガッツン・・・みたいですネ(大汗)
アーチの剛性は思ったより高いので、上位グレード向けのシューに換装した方が良さそうです!!


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あくまでパッと乗っただけなので、クランク(FC-4550)の剛性、その他のパーツも耐久、対候性を考えれば上位グレードとは違いが出て当然だと思いますが、普及グレードと言えど高品質なのは、流石~シマノクオリティ!

私はこれまでカンパを主に使用して来ました・・・比較に相応しいのはヴェローチェかと思います。


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以前使っていた記憶(双方とも同時期の製品と思われる)を紐解くと、ティアグラの方が断然良く感じたのは、意外と言うより当然!シマノの方が上を、そして先を行ってるって事が証明されただけなんですよネ。。。
いくらシマノは嫌いで、カンパは好きだって言ってても、悲しきかな~これが今の現実なんですネ~(悲)


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ともあれ~シマノのシルバーコンポは105に残るのみとなりました、と言っても4アームクランクやシャドーリアメカとこの頃のデザインなので、スチールフレーム(旧車)には似合わないですし、11速ではシマノのWレバー(7700、7900は今でも入手可能)は使えません・・・
ティアグラ4500、4600(10速)の方が応用が利いて品が良いです・・・無く(亡く)なってからその有難さに気付くなんて、今回ティアグラコンポを入手出来た経緯とまったく同じで悔いても戻れない・・・悲しい事実ですよネ~(涙)

フレームの到着からおよそ3時間で組み上げたPanasonic レ・マイヨP!
(組付けるパーツは事前に取り外し、清掃・整備済み~!!)


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何せ74デュラのSTIとは30年の付き合いがありますので、組み立ては手慣れたモノです!それに加えCOLNAGOマスター・オリンピックが88、89年に同じパナソニックチームで使われていたのと同型(元はチームカラーに塗られていました)なので、パーツ毎の相性が不思議とピッタリで、チェーン長はそのまま、メカのストローク調整も不要、ブレーキシューの調整にしても数ミリ動かしただけで済みました~(驚)


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とにかく!感じを確かめたくって~調整もそこそこに走り出します!!

「踏み出しは軽い!!」

表面は傷や剥離をリペアした形跡があるものの、パイプの内側は新品の様な感じです!とても四半世紀以上経過したフレームとは思えませんでしたが・・・


ただ、一つ問題が・・・
レ・マイヨPはトップチューブ長がC-Cで550mm、マスター・オリンピックを始め私が好きなのは545mmで5mm長いのです。
現役時代は545mmに130mmのステムを組み合わせるのがベストと言う考えで、現在は身体の柔軟性が当時には及びませんので、ステム長は短くなっています。
フレーム全体のスケルトンにより、120か125mmを選んでいます、レ・マイヨPはトップが5mm長いため115mmでも良いかなと思って、ちょうど良いストック品のチネリXAを選んだのですが・・・


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「短いな!」実際走って見ると、やっぱ短い!詰まっている感じがします・・・


せっかく良い感じのフレーム!そんなに真剣に走り込む訳ではありませんが、ステム長でその乗り味を損ねるのは良くないです!


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そこで~5mm長い120mmのXAを調達!


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急ぎ換装です!


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5mmの違いお分かりになるでしょうか!?


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ついでですので、ハンドルもMod64の400mm(芯ー芯)から420mmへ交換してみました!


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バーテープは当時モノコルクではなく、現行(と言っても5年ぐらい前)のスポンジみたいな素材です。カラーはエキモフ仕様のブルーに黄色いエンドテープ巻いています。因みにルードヴィッヒのは白でしたネ!!(キャットアイのスピードメーターも装着!!)


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おぉ~ハンドル周りの感触が向上!バッチリに仕上がりました!!


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家の周りで試し乗りの筈が、あまりに気持ち良く流れてくれるので、何も持たずに気が付けば衝原湖まで走っちゃっていました・・・(笑)


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取り敢えずはコレで完成!!
まっ、細かい事を言い出せばキリはありません・・・でも70%近くはレーシングチーム、オリジナルの仕様を再現出来たと考えております!!


最後になりますが・・・今回入手したレ・マイヨPについては、奇跡的に状態の良い個体であり、文中にも良い事ばかり書いていますが、カスタムオーダー形式で販売されていた同社の完成車やフレームについて影の部分もお伝えしておかねばなりません・・・

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メインスポンサーを務めるチームに自社ブランドのレーサーを提供、衛星放送によりその存在をしっかりアピールしたのは流石~松下電器だと思います。


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80年代後半より本格的に展開、一世を風靡した感のあるPOS(パナソニック・オーダー・システム)も、チームの活躍、本場の走りをアピールする事により、さらに売り上げが伸びたのだろうと推測しますが・・・その反面で喧騒に流され、深くを知らないままロードレーサーと言う、特殊な自転車を購入してしまったユーザーが数多く存在したのも事実でした。
90年代後半になり、ろくに手入れもされないまま置き去りとなったPOSのレーサー達、私のところにもサビサビの個体を安く譲り受けたから修復して欲しいとか、もうどうしようも無いので処分を頼まれるケースが相次ぎ、スポーツ車を販売した後の大切な部分を軽視し、商売を先に考えた末に、多くの個体が役割を全うできず悲惨な状態に陥ってしまったと言う、松下の功罪に心が痛んだ憶えがあります・・・

この所、一時の盛り上がりが冷めつつあるロードバイクブーム、90年前後に量販されたロードレーサーと同じ末路を迎える事が無いように祈念しております・・・

思い返せば~5年程前の事「デュラエースを考察す~」を書く為、最初の7400STI関連のパーツを収集し、COLNAGOマスター・オリンピックに組み込んで検証を行っていました。
その当時の事STIの登場時に詳しい知人に、何故~マスター・オリンピックをSTI仕様にしたのかを尋ねられ、私は90年代の強豪チーム、マペイのイメージが強かったからと答えました!!

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カンパ組が前提であったイタ車のBIG3(コルナゴ、デローザ、チネリ)の中で、シマノ(デュラエース)を受け入れたのはコルナゴが最初でした。しかも、強豪選手がひしめくドリームチーム、マペイがシマノ組のレーサー使用し、名だたるレースで勝ちまくったのですから、そのインパクトは絶大だったと記憶しています。

でも・・・正直、私は違うイメージも描いていました~7400STIがもっと似合う自転車(フレーム)が有る!!

そう、それは!Panasonic!!

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大手家電メーカー松下電器、パナソニックの自転車(フレーム)です!

創業者である発明家であり、経営の神様でもある松下幸之助氏、そのキャリアの出発点が自転車での丁稚奉公であった事から、松下電器には自転車部門が設けられました。

創業当時、最初のヒット商品となった電球ソケットの次が、自転車用の懐中電灯だった事は有名な話です。

自転車部門についても片手間ではなく、古くから日本を代表する完成車メーカーで、一般車からスポーツ車、電装品、タイヤに至るまで幅広く商品展開、それ以上に競輪NJS認定フレームを始めとする特注部門も存在しているのも、創業者の自転車への思い入れがいかに強かったかをうかがい知る事が出来ると思います。そして~すべてが過去形でなく現在も継続しているところも凄いと言えましょう!!


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83年からオランダのプロチームをスポンサードした最初頃から、フレーム(当時はまだナショナル)の供給をアプローチしていたそうですが、欧州における実績がなく創設から7年後の1990年にようやくそれが実現します!
ただ、残念な事に松下幸之助氏はその前年、天に召されていました・・・


日本車が欧州のロードレースで活躍したのは、KOGA・MIYATA(チーム・ミヤタ、エアロ・ミヤタ)が最初でした。70年代後半から80年代にかけてのお話です。その当時も主要パーツはシマノ・デュラエース、斬新な機能を盛り込んだEX、axで組まれていました!時を同じくして競技を始めた私にとって、その印象は鮮烈でした!!

しかし~90年、パナソニックチームが駆ったPanasonic・レーシングチームは、もっともっとインパクトが強かったですネ!全てではありませんが、発売直前のSTIを装備してのツールデビュー!は素晴らしいとしか思えませんでしたネ!!


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てな訳で、レーシングチームの仕様をトレースした上位モデル、レ・マイヨPフレームを入手しました!!

使われているパイプは丹下プレスティジ、焼き入れ処理された薄肉軽量パイプになります!


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薄肉軽量と言うと柔らかい印象があると思いますが、発売された当時どんなモノか試して見たくって競輪用のフレームを拵えました。(勿論!NJSの使用認可がおりているのを確かめた上です)

フレームが完成し手に持ってビックリ!それまで経験が無いぐらい軽かったですネ!実際に乗って見ると加速(レスポンス)は絶好でしたが、スピードに乗ってからの維持がイマイチ・・・さらに踏み直しの際バネの様に撓んでペダリングのリズムが狂うような感じがしました。実戦だと更に限界まで追い込むので撓みによるロスは命取りで、数レース走っただけで降りてしまいました~(汗)


しかし、それから数年後、チョット思うところがあってロードフレームをプレスティジで組んで見たところ~意外にそちらはとっても良い感触・・・ホント当たりが良くってその当時、練習用として最も乗り込んだフレームとなり、その後同じスケルトンと仕様で2本目をオーダーしちゃったぐらいです!そう言う過去の経緯がありますので、レ・マイヨP乗って見るのが楽しみです!!


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COLNAGOマスター・オリンピックのパーツを乗せ換えて~

夢にまで見たパナソニックチームのレーサーを再現!可能な限り90年代の供給仕様に仕上げてみました!!


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スポーク、タイヤ、スギノのチェーンリング、シマノの6~8速用のCN-HG50チェーン他、現行品を適宜取り入れて使い勝手を優先しつつ、当時のフォルムを損わないようにしています!!


本来リムはMAVIC-SSC(パリールーベ)、タイヤはクレメンだったそうですが、現在は共に入手困難です。(SSCは当時使ってたモノを残してありますが、流石にもう使える状態ではありません)
当時の定番リムGP4、タイヤはパナソニックつながりでパナレーサー・プラクティスを使用しています!!

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あっそうそう。。。ペダルもホントならLOOKを使いたいところ~PP76の未使用品をストックしているのですが、今のところはPD7401で行きます!!


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フレームが届いてから3時間程で組み換えが完了!と言う所で、その続き~試乗とセッティングは次回と言う事で。。。つづくです!!

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